多数のお問い合わせを頂いておりますR56用ゲージの進捗状況ですが、スピード・
タコ両メーター用ELパネルの製図が終わり、残すはいよいよメインパネルの
「デザイン作業の工程」という段階に入っております。
また同時に、取付マニュアルの準備も進めております。
旧型ゲージと同様、ご自身で作業されるオーナーのために、できるだけ詳しく、
かつわかりやすいものを製作しようと心がけています。
しかしながら、このR56のインパネ・・・・ビスが多い!!
メインメーターを外すために、ダッシュボードのあらゆるパネル類を外す必要があり
、非常に “手間” がかかります。ただ、旧型のように内装保護のための養生テープ貼り
作業の必要が無く、また「無理な力を加えて力ずくで」的な工程が無いため、作業
する者にとっては随分と気楽に進めることができます。また何より「指針に触れぬ
よう要注意」という概念がR56には皆無です。触れぬに越したことはないですが、
触れてしまってもOKです。ですから、手間のかかる「ビス外し工程」を根気よく
丁寧に進めていけばバッチリ取付可能です。
オーナーからの問い合わせで、「自分で簡単に取付作業はできますか??」という
内容が最も多いのですが、MINIMAXではいつも以下のような「例え」を用いて回答
させて頂いております。
「難関大学の入試問題を一問も間違えずに解く」ことと
「小学1年生向けの計算ドリルを1冊、一問も間違えずに解く」ことの違い。
前者は現役の受験生や大学教授レベルのいわゆる「プロ」であっても至難の業です。
ところが後者は、じっくりと腰を落ち着けて一問ずつ丁寧に解いていけば99%の方が
クリアできると思います。
MINIMAXゲージ、とりわけR56用ゲージの取り付けにおいては「後者」が当てはまります。
先述の通り、外すビスとパネルは多いです。ところがその一つ一つの作業は “2+1は?”
くらいのレベルの簡単なものであり、順を追って作業していけば最後には「満点答案が
出来上がる」という図式です。MINIMAXが準備しますマニュアルに従い、洗練された
ゲージをぜひご自身でインストールして下さい。そのために、皆様を導く “低学年用の
計算ドリル” を丁寧に製作しています。
正式発売は10月を予定しておりますが、それまでにご自身で取り付けされる場合の
イメージトレーニングの手助けとして、このコラム内で少しずつ作業工程についても
触れていこうと考えております。
もちろん、出来上がったデザインやプロトタイプの画像もご紹介させて頂きます。