上の二枚の画像、おもいっきり針で遊んでいます。とても優秀なR56/R55 Clubman用の
純正メーター(デザインはまったく優秀ではないですが)では、無通電状態においては
針に触れてもなんら問題ありません。つまりこれらは、いまだに「針を触ってしまうこと
への恐怖心」をお持ちのオーナー様に安心して頂くための画像です。実は現在も、針に
関しては多少の誤解があるようなのでここで説明しておきます。
R56/R55 Clubman用のメーターに限らず、先代のR50-53のメーターも、針に触れても
基本的に大丈夫なんです。MINIMAXでの取付作業を依頼された場合でも、こんな風に
大胆に針を動かしてゲージをセットしています。取説に「なるべく触れないように」と
明記しているのは、“超えてはいけない一線” があるためで、できるだけそのリスクを
最小限にするためにも「触れないように」と注意を促しているだけなのです。仮にもし
触れてしまったり “一線” を超えた場合でも、MINIMAXでは再調整のノウハウがあります
ので、最終的に「針が狂った」などのクレームは現在までゼロなのです。ところが、
“ できるだけ触れないように ” という表現がいつのまにか “ 触れたらアウト ” みたいな
ニュアンスで世の中に浸透してしまっているようで、いまだにDIY取付に踏み切れずに
いるオーナーさんがたくさんいらっしゃるようです.。むしろ、先代ゲージの取付で最も
気を遣うのは、“内装を保護するために入念に養生テープを貼り込む” 点であります
(コツやテクニックを必要としない、単に「クルマへの愛情と丁寧さ」が求められる
作業ですので、こちらもたいした問題ではないと言えます)。
先述の “超えてはいけない一線” については、また項を改めて説明させて頂きます。