製品カタログや説明書などでよく見かける文言「製品の価格・仕様は予告なく変更する
場合がございます」。メーカーとしては不測の事態に対応できるよう「逃げ」を
この文言に込めているわけですが、逆に言えばこのひと言さえ明記していれば
勝手にいろいろと仕様変更がやりたい放題なわけです。
外車、とりわけドイツ車においてはありとあらゆる細かな部分が知らぬ間に仕様変更・
形状変更が施されており、アフターパーツメーカーとしては頭が痛いところです。
さて本題。
上記画像は2009年12月納車の弊社デモカー(ONE/MT)のタコメーター前面ベゼルの分解画像です。
奥側にあるのがベース部分、手前側がリング部分となります。すでにお気付きの方もいらっしゃるか
とは思いますが、これ実は大きな仕様変更を顕著に示す写真なのです。この仕様変更後の車輌は、
現在MINIMAXが準備中のタコメーターリングが装着できません(詳細はタコメーターリングの製品
説明欄に画像つきで説明させて頂きます)。
当然のことながらBMW側は当該仕様変更につき詳細な情報など公開していません。
つまり年式や車台番号から今回の仕様変更を特定できないため、ご購入前には一度お乗りのMINIの
タコメーターをご確認頂く必要があります。確定情報ではありませんが、R56系初期モデル~
2009年上半期生産モデルまでは装着可能です。それ以降の車輌に関しては不透明なため、
装着可否のご確認を各自行って下さい。
この部分の仕様は、T-25のトルクスドライバーとプラスドライバーがあれば比較的容易に確認可能です。
タコメーターリングに同梱しますマニュアルのPDFも製品説明ページに置いておきますのでご参考になさって下さい。