エコブーム(こういうのは「ブーム」と表現するのは本来相応しくないとは思いますが)の流れか、
通販でオーダーした製品の梱包形態がうんと簡素化されているように感じます。強度・耐久性を
保持しながらも、無駄なエアパッキンや緩衝材を省き、文字通り「最低限」のパッキング形態に
変わってきております。特に電化製品の梱包などはひと昔前と比較すると大きく変わっています。
「よく考えたなあ」と感心してしまうような工夫が凝らされた外箱や緩衝材など、メーカー側の
「環境に対する姿勢」が顕著に表れているように思います。
ここ数日で相当数のオーダーがあった「R56系用クローム仕様タコメーターリング」ですが、
専用の化粧箱など用意せず、最低限の補強・梱包で出荷しています。ゲージをご購入された
オーナーさんは今回のタコリングの梱包を見て「ずいぶん質素だな」と思われるかもしれません。
ゲージの化粧箱はそれ相応のコストが掛かっているためその差は歴然です。
「ゲージの化粧箱、カッコイイので捨てずに『お道具箱』として使っています」との声を聞くと
ホッとします。エコ云々ではなく、単純に「捨てられずに」いることが嬉しいです。ゲージ同様、
この化粧箱も「魂を込めて」デザインしたものだけに思い入れはあります。何らかの形で再利用
されているということは結果的に「エコ」なんでしょうかね。