2011.06.07(Tue)
現在取付マニュアル製作中のためリリースが遅れているR60用限定版「model-CROSSOVER」ですが、
内輪での公開の際には「カッコイイ!」と絶賛を頂いております。
グラフィック製作時、R60のコンセプトやそのシルエットから感じた「戦闘的」・「攻撃的」なイメージを念頭に描いたところ、
非常に「男の子ウケする」ものに仕上がりました。
「男って馬鹿ね」、「男っていつまでも子供ね」と、世間の女性方は言います。
鉄道や重機を見てはエキサイトし、ヒーローものの映画やテレビ番組に熱を上げた幼・少年期。
その頃に植えつけられた「カッコイイ!」という興奮や感情は青年期を経ても忘れ得ず、ついにはいい歳になっても
「カッコイイかどうか」はあらゆるシーンで重要な要素になってしまっているのです。
しかしこの「カッコイイ」の定義がまた難しい。
巨大なもの・強いもの・緻密なもののほか、「なんかわからんけどとにかくカッコイイ!」というものもあります。
車イジリなんてものは正に男の趣味そのもので、女性にはほとんど(全く?)理解されない世界でしょう。
では、当の女性はどうなのか。
彼女たちは、男のこうした幼児性を揶揄しながらも「カワイイ」と、生涯を通じて唱え続けます。
しかしこの「カワイイ」というフレーズは決して「カッコイイ」と対極をなすものではありません。
母性がその根底にある「小さいもの(子供)」「美しいもの(神秘的な美しさ)」への暖かい感情・・・。
漢字で書くと「可愛い」。そう、そこには「愛」があるのです。とても壮大です。「カッコイイ」と比較するなんて畏れ多い。
男の「カッコイイ」には愛はなく、ただ得体の知れない「興奮」があるのみです。
女性が可愛いと言う時の笑顔には愛があり、男がカッコイイと言う時のニヤケ顔には愛は含まれません。
果たして、従来のラインナップでは「美しさ」や「上品さ」を追求してきたMINIMAX ゲージですが、
今回は男の本能に訴えかける「カッコよさ」を盛り込んでいます。画像を見てニヤケた貴方は紛れもない「オトコ」です。
(ちなみに画像は限定版にプリントした「CROSSOVER」の文字とアイコンをオミットした特別仕様です)