model-CROSSOVER(model-802)を発表してからしばらく時間が経ちます。「新作は出さないの?」の声に正直に答えるならば「model-MINIMAXとmodel-CROSSOVERを出した今、あれ以上のグラフィックが思い浮かばないから」というところです。
model-MINIMAX
model-CROSSOVER(802)
お分かりの通り、限られたキャンバス(この場合、純正メーター盤面エリア)内にスケールとフォントを緻密に配置してグラフィックを造り上げるのですが、先 述の両モデルがその「限界点」と判断しています。両モデルは毛色(方向性)こそ違え、「視認性・バランス・機能美」という観点から「最高のグラフィック」
だと自負しています。もちろん、フォントを変えたりスケールの細かさを変えたり違う盤面色にしたり・・・といった「小手先に頼ったモノ」は簡単に描けま す。もしかしたらその目新しさ故に予想外の反響があるかもしれない。しかし描きたいと思えるグラフィックがはっきりとイメージできないのならば、そんな小 手先の技で次のモノは描けない(描くべきではない)と思うのです。
これまでミニマックスゲージが多くの方に評価され、愛されてきた理由は「1つのモデルとして小手先で描いたものはない」からであり、どれもが全身全霊を懸けて造り上げたモノたちだからなのです。
ですから、「うんうん、これはイイかも!」というイメージが浮かぶまで、どうぞお時間を下さい。
来年モデルチェンジするとはいえ、現行56系メーターは世界に何万台と存在します。それら多くのMINIを彩るための新しいゲージ、必ずまた描くべき時は来るのでしょうから。