2013.07
2013年
7月
12日
金
#379 シルク印刷
透過光仕様のグラフィックパネル裏側からELパネルによって発光させるMINIMAXゲージですが、これは2008年に実用新案登録済みの手法です。グラフィックパネルは、透明の特殊樹脂パネル裏側からシルクスクリーン印刷を施しており、0.2mmまでの細かなラインを表現可能です。スケールの幅や間隔など、さらに限界に挑戦してみたいものですが、視認性を失ってしまっては本末転倒です。「視やすくてカッコいい」がゲージに対するMINIMAXの信念です。
2013年
7月
10日
水
#378 またまたJCW。またまた妄想。
なんだか改めて見るととても趣があるJCWの内装。先日もここで述べましたが、グレー盤面、いいですね(今のところ製作予定はないですが)。なにより、マット仕上げのニードルキャップもこれまたいい感じです。MINIMAXのニードルキャップはセミグロス(半ツヤ)ですが、こういった完全マットも秀逸です。でも艶消しというのは、注意しないと取り付け時に傷をつけてしまいがちなんです。「もし」マットなニードルキャップをリリースするとすれば強固な塗膜を実現させたうえで、取り扱い注意を前面に喚起した説明書の添付が必須となります(これも妄想であり、リリース予定全く無しです。今のところ・・・)。
2013年
7月
09日
火
#377 歴史と伝統の・・・
このグラフィックが完成に至るまでの経緯を紐解くと、なかなか興味深いものがあります。もともとはイギリスのクルマであり、BMWの販売となってもなお生産は英国(一部はオーストリア)であることから、車体にこのユニオンジャックを奢るモディファイが定着しています。
これまでに「MINIMAXゲージにも入れてみては?」というお声も頂戴してきました。もし採用するならば、思い切ってメインの表記をマイル表示にして、キロ表示は内側に小さく入れたものにしたいところです。瞬時の認識性よりも雰囲気や趣を重視したそんなプランは、遊び心たっぷりでまさにMINI向けのアイテムになりそうです。
2013年
7月
08日
月
#376 純正の黒盤面
皆様おなじみのJCWのタコメーターです。黒というよりは「濃いグレー」のこの盤面、特別仕様車だけにメーターもトクベツなのです。フォントやスケールは非JCW車と同じで、盤面色だけが異なります。MINIMAXでも、これまで何度かこの盤面色のものを開発検討しましたが、どれも中途半端な形でフェードアウトしています。今後も・・・、まあ作らないだろうな、だってJCW専用のカラーなんですから・・・。
2013年
7月
05日
金
#375 渾身のグラフィック
model-CROSSOVER(model-802)を発表してからしばらく時間が経ちます。「新作は出さないの?」の声に正直に答えるならば「model-MINIMAXとmodel-CROSSOVERを出した今、あれ以上のグラフィックが思い浮かばないから」というところです。
model-MINIMAX
model-CROSSOVER(802)
お分かりの通り、限られたキャンバス(この場合、純正メーター盤面エリア)内にスケールとフォントを緻密に配置してグラフィックを造り上げるのですが、先 述の両モデルがその「限界点」と判断しています。両モデルは毛色(方向性)こそ違え、「視認性・バランス・機能美」という観点から「最高のグラフィック」
だと自負しています。もちろん、フォントを変えたりスケールの細かさを変えたり違う盤面色にしたり・・・といった「小手先に頼ったモノ」は簡単に描けま す。もしかしたらその目新しさ故に予想外の反響があるかもしれない。しかし描きたいと思えるグラフィックがはっきりとイメージできないのならば、そんな小 手先の技で次のモノは描けない(描くべきではない)と思うのです。
これまでミニマックスゲージが多くの方に評価され、愛されてきた理由は「1つのモデルとして小手先で描いたものはない」からであり、どれもが全身全霊を懸けて造り上げたモノたちだからなのです。
ですから、「うんうん、これはイイかも!」というイメージが浮かぶまで、どうぞお時間を下さい。
来年モデルチェンジするとはいえ、現行56系メーターは世界に何万台と存在します。それら多くのMINIを彩るための新しいゲージ、必ずまた描くべき時は来るのでしょうから。
2013年
7月
04日
木
#375 客観視せしむ
先月末に出かけた大阪。運転はアシスタントに任せて私は助手席に。久しぶりの助手席は新鮮で、普段見ることのできないMINIMAXゲージのあらゆる表情を楽しむことができました。トンネル内で納めたこの一枚は、製作者自身の私が思わずニンマリしてしまうカッコよさです。
“ メーターをカスタマイズするなどという発想のない助手席の女性がメーターを指して「MINIってメーターも素敵なのね」と運転席の男性に言い、男性が「これは純正ではなくてMINIMAXという日本の・・・」という会話に発展して云々 ”というストーリーを妄想しながらの帰路でありました。
2013年
7月
03日
水
#374 次期ハッチバックの内装
来年にも登場との噂の新型ですが、あちらこちらでスクープ記事を目にします。フルモデルチェンジによって各部仕様が一新されることは間違いありません。MINIMAXとしての最大の関心事は「センターメーター廃止か否か」の一点に尽きます。
しかしながら全てが一新されるのはまずハッチバックからであり、クロスオーバーやロードスター・ペースマンなどは発表からまだ日が浅いという事でしばらくは現行仕様の内装であることは想像に難くありません。
いずれにせよ新型ハッチバックにセンターメーターがビルトインされているのであれば、MINIMAXとしてはゲージの開発に入る必要があります。