MINIMAXとは?

MINIMAX DESIGN STUDIO

2001年、クラシックミニの個性を引き継いで生まれ変わったNEW MINI(R50系)が発表されました。かわいらしいフロントマスクのイメージはもちろん、内装にもクラシックミニ独特のセンターメーターが継承されていましたが、どこかしらそのメーターには「言い得ぬ違和感」のようなものがあったのです。そう、味気ないシルバーの盤面や面白みに欠けるフォント・スケールからは、旧ミニにビルトインされていた「伝統あるスミスメーターの趣」が全く感じられなかったのです。

MINIMAXが2006年にR50系用カスタムゲージの開発に着手したのは、この「違和感」をどうにか解消したいという気持ちがきっかけでした。「落ち着きのある漆黒の盤面、味わいあるフォントとスケール」といったスミスメーターの特徴を盛り込んだ最初のMINIMAX製品には、日本国内のみならず世界中のNEW MINIオーナーから大きな支持を頂きました。ここから始まったMINIMAXの取り組みは、二代目(R56系)用ゲージの開発・発表を経て現在に至ります。

「計器」の持つ魅力

MINIMAX代表こと私・ハタナカマコトは幼少時から「計器」が好きでした。電車や自動車の操縦席に整然と並んだメーター類を眺めるのが楽しくて仕方のない少年だったのです。車体の挙動や各機関の状態を示すそれら計器の指針がグーンと、時には小刻みに動く様から、その乗り物の「鼓動」や「息吹」のようなものを感じていたように思います。そういった視点で計器を見ているうちに、乗り物によって或いは製造国や時代によって「表示やスケール・盤面色に違いがある」ということに気が付き、そこに大きな興味を抱くようになったのです。

英国・スミスメーターへの敬意

そんな私が英国・スミスメーターの魅力に大きく惹かれるようになるまでさほど時間はかかりませんでした。先述の「漆黒の盤面、味わいあるフォントとスケール」という特徴を備えたスミスメーターこそが「最高にカッコイイ計器」だと思っています。

MINIMAXのゲージは対応車種(型式)に関わらず基本的にスミスメーターの書体(フォント)、つまり“ 古き良き時代を彷彿させる趣深いフォント ”を採用しています。これは単にスミスメーターのオリジナルをコピーしたものではなく、視認性と意匠性を両立すべく最適化したMINIMAXオリジナル制作のフォントを使用しています。もしMINIMAXゲージを手にされた際は、ぜひフォント(特に数字)一つ一つに込められたMINIMAXの想いを感じて頂けたらと思います。

“脱・アフターパーツ”の考え

「後付けパーツ」あるいは「社外パーツ」とも呼ばれていますが、それらの総称として「アフターパーツ」という言葉があります。MINIMAXのプロジェクトを開始した2006年、このサイト内で「アフターパーツ論」なるものを展開したことがありますが、その際にMINIMAXの製品開発理念として「でき得る限り “後付け感” を表に出さずに“純正クラスの質感と仕上げ” を念頭に製品開発を行う」という部分を強調しました。そして「とりわけインテリアパーツのカテゴリーにおいては「質感」に拘ることは最低条件であると捉え、まるで純正OPで設定されているかのような高い質感の製品をつくることが使命であると考えています」と続けました。これら理念はその後R56系・F56系と続けてきた製品開発の中で片時も忘れたことはございません。F56ゲージの開発を終えた今ではむしろ「純正以上の出来」もしくは「高級車の贅を尽くした質感」を実現したという自負があります。ですから、今後MINIMAXは単なるアフターパーツメーカーとしてではなく「車格と質感を最大限に高める製品の発信者」たることをその目標として掲げ続けていきたいと考えています。

イルミネーションを愉しむ

こちらもMINIMAX黎明期に発言した「イルミネーション考」の一節を引用します。

「ナイトドライブ時の楽しみの一つに “内装のイルミネーション” を挙げることができます。イルミネーションは本来「夜間の視認性を高めるためのもの」であることに他ならないのですがが、統一感のとれた照明色の並ぶ計器類の様子は壮観で、操縦席での気分は否が応にも高まります。闇夜を翔ける航空機のコクピットの様子を収めた写真を見たことがありますが、整然と並ぶ計器類と統一感あるイルミネーションはまさに “芸術の域” だと興奮を覚えました」

このようにMINIMAXでは、昼間にゲージが見せる意匠性のほかに「夜間のイルミネーション」を大切にしてきました。「鮮やかに発光するフォント・スケール・指針は美しいしカッコイイな」とMINIMAXは信じて疑いません。チップLEDの打ち替えでもせぬ限り困難だった照明色の変更は、実用新案登録済みのノウハウである「ELバックライトシステム」の開発により容易となり、これまでオレンジ色でしか発光しなかったMINIのメーターにホワイトやブルーといったイルミネーションカラーを奢ることを可能たらしめたのです。

「意味も無く、夜にMINIで出掛けたくなる」というMINIMAXゲージ装着オーナー様たちのこんな声を聞くと、思わずニヤリとしてしまいます。開発者の私自身、これまでどれだけ意味も無く夜に出掛けたことか・・・。

MINIMAXゲージが見せる美しいイルミネーションを、ぜひ皆様もその眼で確かめて下さい。そして愉しんで頂きたいと思います。

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